勉強時間を有効に使えていますか。資格勉強は机に向かってやると考える受験生がいますが、今の時代スマホなどの電子機器が発達したことで、必ずしも机に座ってテキストを開いてペンを動かすだけが勉強ではありません。
そして、まとまった時間とスキマ時間を使った2種類の勉強方法があります。また、この2種類は、違った性質の勉強時間になるのを知っていますか。
その両方を上手に利用することで、効率よく勉強することができ、合格できるようになるでしょう。
今回は、まとまった勉強時間とスキマ勉強時間について解説していきます
2時間あるいは3時間以上がまとまった時間
まず初めに、まとまった時間とスキマ時間がどうゆうものか説明します。
最初は、まとまった時間からです。
まとまった時間とは、1回の勉強で2時間あるいは3時間以上、継続して勉強する時間のことを指します。例えば、家族が寝静まった後に誰にも邪魔をされずに勉強だけに集中できる時間です。
このような、まとまった時間はテキストを進めたり、問題を解くなどじっくりと集中し勉強したいときに使うのに適しています。
スキマ時間は、合間と合間にできた時間
次にスキマ時間です。
スキマ時間とは、仕事と仕事の合間などにできたちょっとした時間で勉強することです。例えば、仕事の得意先から得意先に移動中、20分ぐらい時間できたので1判例を読む。
スキマ時間は、短い時間しかないので暗記物やテキストの復習に適しています。
まとまった時間とスキマ時間では勉強する種類も違う
まとまった時間は集中したいとき、スキマ時間はテキストの復習など前項で軽く伝えましたが、両者は勉強する種類が違ってきます。
他にもあるので、どういった違いがあるのか下記でお伝えします。
まとまった時間で行う勉強を紹介
まとまった時間で行う勉強の種類は。
- テキストを進める
- 問題を解く
- テキストや条文を通読
- 模試など本試験形式で解く
上記のような勉強の時、まとまった時間が必要になります。
また、まとまった時間は、勉強に本腰を入れて行うときに必要になるでしょう。他の雑音がなく、勉強だけに集中してやるときです。
問題を解くことや、条文を読むことはスキマ時間でも無理ではありませんが、テキストを進めるときは、必ずまとまった時間が必要になってきます。
講座を受けた場合、90分もしく120分程度の講義を受けてテキストを進めていくと思います。現在は、スマホなどにストリーミング・ダウンロードして、倍速視聴も可能ですが、内容を理解するため最低1回はじっくりと視聴しなければいけないので、まとまった時間が必要になるでしょう。
スキマ時間で行う勉強を紹介
次にスキマ時間の勉強は。
- 暗記をする
- 判例を読む
- 条文を読む
- 復習するとき
- スマホで倍速視聴する
上記のような場合はスキマ時間で勉強するといいでしょう。
スキマ時間で行う勉強は、短編集のような1話完結。サクサクできる暗記物や短時間で終わる勉強内容が適しています。
スキマ時間に、あれもこれもといろいろやるのはNGです。
短い時間で、あれもこれもと欲張ってしまうと、脳が対応できなくなり記憶に定着できません。なので、スキマ時間にやる勉強は、「条文を読む」など1日1種類と決めて勉強することがいいでしょう。
両方を使って合格を目指すのがコツ
まとまった時間もスキマ時間の両方を上手に使って合格を目指すべきです。
勉強に、毎日4時間ないし5時間などまとまった時間が取れれば、スキマ時間なんか無くても問題はありません。しかし、仕事などの理由でまとまった時間を取るのが難しい状況の受験生だっています。
こんな時役に立つのがスキマ時間です。
毎日のスキマ時間をかき集めたら30分もしく1時間ぐらいは取れるのではないでしょうか。これを合わせれば、3時間以上の時間は確保できると思います。
スキマ時間は、まとまった時間の補助的な役割
スキマ時間は、まとまった時間の補助的な役割と考えるべきです。まとまった時間で進めた内容をスキマ時間で見直し復習するのがいいでしょう。
一例として私が行っていたスキマ時間の一例をあげます。
当時は、動画講座が少なく音声講座を受講していました。その講義や自分の声で読んだ条文や判例をICレコーダーに録音して、通勤中や休み時間中に倍速機能で速聴していました。
60分の講義を3倍速で、聞けば20分足らずで終わることが可能なので、復習にはもってこいです。
このように、スキマ時間を上手に利用すると効率よく勉強ができるのでいいですね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
勉強時間には、まとまった時間とスキマ時間の2種類あります。
まとまった時間は、勉強を進めるために必要不可欠な時間になり、スキマ時間は仕事の合間などの短い時間で復習に使ったりするといいでしょう。
まとまった時間はどこで勉強しようが関係ないと思います。それがカフェだろうが、図書館でも問題ありません。自分が勉強しやすいと思えばその場所で進めてください。スキマ時間は、仕事中の休憩だったり、移動時間だったりが多いと思います。「今日は憲法の条文だけを読む」と決めて限定し集中して取り組むといいでしょう。
まとまった時間とスキマ時間の両方を上手に利用して、効率よく合格を目指しましょう。
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