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行政書士合格!民法で「司法試験の問題集」は必要ない!その理由を解説

「行政書士の民法は、司法試験レベルだ」こんな言葉を聞いたことがある受験生もいるのでは。だから、司法試験で使っている問題集で勉強しなければ民法の問題は解けない。

真に受けて司法試験の問題集を買おうとネット通販を見ているなら画面を閉じてくださいね。

はっきり言いますと、司法試験の問題集は必要ありません。行政書士の問題集だけで民法は解けるでしょう。

なぜなら、行政書士に合格させるための専用問題集だからです。

ちなみに、私はおバカにも真に受けて司法試験の過去問題集(アドバンス)で勉強した1人です。

では、なぜ行政書士試験で、司法試験のようなハイレベルな問題集を使わないと受からないというデマが流れたのでしょうか。今回そのことも踏まえて解説します。

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管理人

イシマサ@Isimasa_blog
  • 専業行政書士(平成28年登録)
  • 予備校(通信講座)&独学。4回目受験で合格
  • 相続専門として年間相談件数は100件以上
  • 保有資格:行政書士、FP2級、日商簿記2級
  • 副業ブログで収益(最高6万円/月)
  • twitterフォロワー数2万超え

司法試験の問題集が必要とデマが流れた3つの理由を紹介

それでは、司法試験の問題集で民法を勉強しなければいけないなどのデマが流れたのか理由を紹介します。

  • 行政書士の必要性が高まってきたから
  • 司法試験挫折組がいるから
  • 司法書士試験受験生がいるから

行政書士の必要性が高まってきたから

近年、行政書士の必要性は高まっているのが現状です。ひと昔前なら、法律問題なら弁護士に相談するものと思っていました。しかし、一般の人から見ると弁護士の敷居は高く相談しにくいというデメリットがあり、多くの私人間争いは明るみになっていませんでした。

ネットの普及とともに自己の権利を主張することが多くなった現代では、それだけ法律問題が増えてきました。そして弁護士だけでは賄えなくなっているのが現状で、法律の知識を有した行政書士にもスポットが当たるようになったのです。

重要性が高まったことにより、ハイレベルな法律知識が必要になってきたために、民法の問題が難化傾向にあるというのが理由の1つです。

司法試験挫折組がいるから

次に弁護士を目指していた受験生が幾度なく司法試験に落ちてしまい、行政書士試験がその受け皿になっていることが原因です。

司法試験合格を目指している受験生は、何年も挑戦している人がたくさんいます。しかし、何らかの理由で司法試験を諦めている人もたくさんいるのも事実です。

その挫折した人たちは、勉強以外何もやってこなかったので諦めた後どうしていいか分からなくなってしまうのです。

そこで、司法試験と科目が重なっている行政書士試験に目を付けるわけです。

行政書士の民法のレベルは上がっていることもあり、司法試験挫折組が合格後、行政書士の民法は司法試験の問題レベルで勉強するべきと発信しているせいもあります。

司法書士試験受験生、または司法書士がいるから

最後は、司法書士の受験生が腕試しで行政書士試験を受けているのが理由です。実際、私が受験したときも後ろの席で司法書士の受験生が試験を受けていたことがありました。

また、司法書士に合格してキャリアアップに受験する人もいます。このような受験生は、すでに民法の勉強をハイレベルでこなしているため、行政書士の民法がどの程度レベルなのか判断できます。

司法書士レベルなら難なく解ける問題が出題されているので、行政書士の問題集ではなく司法書士クラスの問題集で解くべきと発信しているせいあるのです。

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司法試験含め他の問題集が必要ない3つの理由を紹介

司法試験や司法書士試験の勉強する内容は、行政書士で出題される問題のレベルをカバーしています。それでも、そのような問題集を使って勉強することは必要ありません。

その必要のない理由を3つ挙げます。

  • 目指している資格が違うので、行政書士試験に適用していない
  • 必要のない知識まで覚えてしまうので時間の無駄
  • 他の問題の癖が付く

目指している資格が違うので、行政書士試験に適用していない

よく考えれば分かることです。どうして、資格試験の専門問題集が出ているのか。他資格の問題集は行政書士を合格させるために作られていません。

司法試験の問題集なら司法試験です。司法書士の問題集なら司法書士です。

このように、行政書士の試験に問題集が適用していません。他の問題集で勉強するのは労力・時間の無駄です。

必要のない知識まで覚えてしまう

他の問題集は、その試験に適した問題集です。問題の内容もその試験にあった物になっています。

行政書士試験では、必要のない内容ですよね。

例えば、司法試験なら裁判業務がメインなので、さまざまな判例を勉強します。しかし、行政書士は裁判業務はできませんので、勉強する内容も必要最低限の判例知識で問題ありません。

それだけ、司法試験の問題を解くことは、無駄な時間になるだけです。

他の問題の解き方のクセが付く

他の問題集は、行政書士の専門問題集ではないので問題の質が変わってきます。

司法書士の問題集なら不動産関係の問題が詳細に載っています。これでは、行政書士で身に付けるべき問題の解き方が覚えらず、他の解き方を覚えることになってしまいます。

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行政書士試験専用問題集で問題ない3つの理由を紹介

それでは、民法の勉強が行政書士の専用問題集で問題ない理由を紹介します。

  • 行政書士の試験に対応している
  • 載っていない問題は捨て問
  • 行政書士に合格させるために必要な知識だけを載せている

行政書士の試験に対応している

行政書士の問題集は、行政書士に合格させるために作られています。そんな当たり前のことと思われますが、忘れている受験生が多いです。

再受験生にその傾向が強いですね。合格するための情報をたくさん知ろうとするので間違った勉強方法に走ってしまうのです。

専用問題集は過去問を元に作成しているので、行政書士に適した問題の解き方を身につけることができるでしょう。

行政書士の勉強範囲で解けない問題は捨て問

他の問題集を使って勉強しておけば、行政書士では解けない問題も解けるようになるのでは。と思う人もいるでしょう。

それも一理あります。しかし、行政書士試験の勉強範囲内の量をこなすだけでも大変です。それが勉強範囲外までとなると膨大な量の勉強時間が必要になってきます。

ましてや、出るかも分からない問題に時間を割くのは、短期合格を目指すのに合理的と言えません。

勉強範囲外の問題は、捨て問と割り切り勉強範囲内の問題を確実に得点できるように勉強の質を上げるよう時間を費やすべきです。

合格させるために必要な知識だけを載せている

行政書士試験の専用問題集は、行政書士に合格するために必要な知識だけを載せています。ここで質問をします。

「1.司法試験・司法書士・行政書士などの内容が詰まった膨大な量の問題集」と、「2.行政書士の内容だけが詰まった問題集」があったとします。

もし、あなたならどっちの問題集を選びますか。どっちも使っても結果(合格)は同じです。

ただし…

1の問題集を終わらすのに100時間が掛かります。逆に2の問題集を終わらすのに半分の50時間で終わります。

これを聞いてあなたならどっちを選びますか。

当然、2の問題集ですよね。

この質問と、行政書士試験専用の問題集を使うことの意味は同じです。専用の問題集を使うことで、必要な知識だけを手に入ることが可能になるのです。

まとめ

ここまで、他の問題集を使って勉強する意味はないというのが結論です。ですので、司法試験の問題集で民法を勉強する必要ありませんよね。

やはり、他の問題集はその分野の資格のためにあるのであって、行政書士の勉強には適していないということです。

行政書士に合格したければ、行政書士に合った問題集を使うことが一番です。どんなに民法の問題が難しくなってもそれは変わりません。行政書士で学習する範囲をしっかりと勉強して合格を勝ち取りましょう。

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