勉強方法

行政書士合格!通学講座を選ぶときの6つのコツを解説

高い費用が掛かる通学講座にはどんなメリットがあるのだろう。果たして、受講して本当に合格できるのか?

これから行政書士を目指す人は、このような不安や疑問を持っているのではないでしょうか。

結論から言ってしまうと、どの通学講座を選んだとしても合格するのは可能です。

行政書士の勉強範囲は、ほぼ一緒になるためです。

通学講座に受講するメリットは、専任講師がいることですね。

分からない部分や勉強方法の迷いなどがあった場合、その場で質問することで、すぐに不安を解決できるメリットがあります。

逆に、通学講座はその場所まで行かなければ勉強ができないことや講座費用が他の通信講座に比べて高いなどのデメリットがあります。

そんな通学講座の選び方やメリットデメリットを今回詳しく解説します。

行政書士開業を目指すなら

短期間で「合格すること」がもっとも大切です。

独学で合格を目指すデメリットは1から勉強ノウハウを調べるところです。それでは非効率ですよ。

初期投資と考え、講座を利用して合格を目指しましょう。

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管理人

イシマサ@Isimasa_blog
  • 専業行政書士(平成28年登録)
  • 予備校(通信講座)&独学。4回目受験で合格
  • 相続専門として年間相談件数は100件以上
  • 保有資格:行政書士、FP2級、日商簿記2級
  • 副業ブログで収益(最高6万円/月)
  • twitterフォロワー数2万超え

通学講座は、受講するだけでは合格できない。勉強する努力が必要

通学講座は、比較的高い講座費用が掛かってきます。

有名なLEC東京リーガルマインドの通学講座なら20万円近くは掛かってしまいます。

その分、勉強方法から学習の進め方など合格するためのレールをすべて準備してくれるので、通信講座より手間がかからなく、スムーズに合格できます。

しかし、通学講座を受講しただけでは合格できません。

受験生自身が、しっかり勉強をしなければいけないからです。

資格学校側(通学講座)で合格するためのレールを引いてくれますが、あくまでも合格するためのツールにすぎず、合格できるかできないかの分かれ道は、自分自身の努力次第で変わってきます。

通学講座をこれから受けようと思っている人は、講座を受けているだけでは、合格できないということをしっかり、頭に入れておいてください。

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通学講座を選ぶときのコツは6つある

通学講座を受講するだけで合格するのは難しく、努力しなければいけませんことが分かったと思います。

それでは、ここで通学講座を選ぶためのコツを6つお伝えします。

  1. 大手予備校のLEC、TAC、伊藤塾、大原を基準にして考える。
  2. 資料を取寄せる。
  3. 講座の種類を確かめる
  4. 気になった講座の受講料を確かめる。
  5. 自宅、職場から予備校までの距離を確かめる。
  6. 直接、話を聞きに行く。

以上のコツを実行すれば、失敗しないで講座を選ぶことできます。それでは順に1つずつ説明していきます。

コツ1:大手予備校のLEC、TAC、伊藤塾、大原を基準にして考える

通学講座を検討しているなら、大手4つの通学講座「LEC(レック)」「TAC(タック)」「伊藤塾」「資格の大原」の名前が挙がってくるのではないでしょうか。

この4つの大手資格学校「以下、大手資格学校」は、資格取得ブームが起きる前から有名です。

私も、この4つの中から、資格の大原の通学講座を受講しました。

講座は大手資格学校以外にもあります。大手資格学校以外の通学講座を受講しようと考えている人は、注意が必要です。

なぜかというと

私が合格後、受験生から相談を受けたことがあります。相談者は、受験2年目の他の資格学校の通学講座を受講している人でした。

その方から「テキストが理解できない、問題集を解いても点数が上がらない。このままだと合格できそうにない。どうしたらいいでしょうか」という悩みの相談でした。

ちょっとだけ、テキストと問題集を見せてもらったのですが、ひどい作りだったのです。

テキストは図とか無く文字がびっしりページ1面に書かれていました。

「読みにくい」の一言です。

問題集は要点だけを絞った問題ばかりで、「問題の量が少なく」これでは、点数は上がらないし合格するのは厳しいと思いました。

それで、大手資格学校の講座と同じぐらいの受講料を取っているのだから、開いた口がふさがらなかったのを覚えています。

このように、同じ通学講座でも天と地の差があるぐらいです。基本的に、大手資格学校を基準にして調べることをおすすめします。

コツ2:講座資料を取り寄せる

気になる通学講座が見つかったら、資料を取り寄せましょう。

資料を取り寄せることで。カリキュラムの進め方やどんなサポート体制があるかなど確認できるからです。

例えば、講義を逃した時のフォローは、インターネット講義が受けられるのか。それとも、振替で受けなければいけないのか。

コツとしては、2つ以上の講座資料を取り寄せて比較すると、違いがはっきりして分かりやすいでしょう。

なので、気になる講座があったら、資料を取り寄せるといいですね。

以下でまとめて資料の取り寄せができる便利なとこを紹介しておきます。請求は無料なので利用してください。

コツ3:自分の現状を把握し講座の種類を確かめる

3つ目として、自分の現状を確認しつつ、現状に合った講座を探し出しましょう。

自分の現状を把握しなければ、どの種類の講座を選んでいいのか迷ってしまうからです。

例えば、

  • 初学者なのか
  • 再受験生なのか
  • 再受験生でも初学者と変わらないレベルなのか
  • 合格まであと一歩だったのか
  • 他の法律有資格者なのか

自分の現状が把握したら、次は講座です。

1つの資格学校の講座でも、沢山の講座がありますね。

例えば選ぶに当たって、前回の試験で惜しくも合格まであと一歩なら、講義よりも問題演習に重点を置いた合格コースを選ぶようにする。

など、自分の置かれた現状によって、講座の種類も変わってくるのです。

ご自身の現状を把握し、講座を選ぶようにするといいですよ。

コツ4:講座の受講料を確かめる

自分に合った講座が見つかればその受講料を確認しましょう。

似た講座内容でも、学校事によって多少の講座費用も変わるからです。

行政書士の合格が目的なので、少しでも安い費用で合格できるならその方がいいでしょう。

コツ5:自宅、職場から資格学校までの通学形態を確かめる

5つ目は、資格の学校までの通学形態を把握しましょう。

これによって大きく自分の勉強スタイルが変わってくるからです。

気になる講座を受講した場合、どうやって通うのか?電車なのか。車なのか。仕事帰りに寄れるのか。

電車なら、通勤中に勉強できます。

しかし、車だった場合、勉強はできないので他の人より不利になり、自宅に帰ってから勉強する時間を増やさなければいけなくなるかもしれませんよね。

このように、通学の形態をしっかり把握しておかなければ、受講してから失敗したと思っても取り返しがきかないので注意しましょう。

コツ6:直接、資格学校へ話を聞きに行く

最後は、資料だけで判断せず直接、学校まで話を聞きに行きましょう。

なぜなら、資料はこれから受講しようと検討している人向けに作成されていますので、いいように書いてあります。

なので、資料だけでは伝わらない。学校独自の雰囲気や対応を確かめに行く必要があります。

いざ行ってみたら、めちゃくちゃ職員の対応が悪いとか、立地が悪くて通いにくいとか。学校に訪れるだけで、さまざまな情報を手に入れることができます。

それに資料を見て分からないことがあれば、直接職員に聞くことによって解消されます。

例えば、講義を逃してしまった場合のフォローのやり方を見せてもらえたり、テキストの一部を見ながら講座の説明してくれるかもしれません。

このように、直接学校に行くことで、気になっていた部分が解消され安心して受講できるようになります。

通学講座の7つのメリット

ここからは、通学講座のメリットデメリットをお伝えします。

通学講座には、下記のようなたくさんのメリットがあります。

  1. 合格するために必要な情報量がある
  2. 初学者から再受験生など自分にあった講座が見つかる
  3. 全国的に有名なので、安心感がある
  4. 迷ったときに、専属講師に相談できる
  5. 学校独自の教材があり、費用が明確
  6. 講座によっては、カリスマ講師がいる
  7. 講師が現役の行政書士

通学講座のメリットを1つ1つ解説していきます。

メリット1:合格するために必要な情報量がある

資格学校は、資格を取るためのプロです。そのため受験生を合格させるため多くの情報量を持っています。

例えば、例年の出題傾向のデータを基にテキストが作成しているので効率的に勉強が進めていけます。

メリット2:初学者から再受験生など自分にあった講座が見つかる

コツ3の部分でも軽く触れましたが、資格の学校は、講座の種類が豊富にあることです。

例えば、

  • 法律初学者なら、法律の基礎から勉強できる初学者完全コース
  • 再受験生なら、要点の問題重点コース
  • 直前期だけ必要なら、3か月の集中要点コース

このように資格学校はどんな受験生にも対応できるようにさまざまな講座を用意しているので、自分に合った講座を選ぶことが可能です

メリット3:全国的に有名なので、安心感がある

有名どころの資格学校なら、『安心』感があります。

下手な通信講座を選ぶより、効率的に学ぶためのノウハウもしっかりしています。

なので、通学講座を受講し確実に合格するのもいいでしょう。

メリット4:迷ったときに、専属講師に相談できる

通学講座のメリット1つとしてプロの専属講師がついていることです。

分からない箇所が出てきた場合、その専属講師に質問ができるので、すぐに解決して勉強が進められます。

さまざまなことに悩んだ時にも的確なアドバイスがもらえると助かりますよね。

メリット5:学校独自の教材があり、費用が明確

過去の本試験の分析を基に、資格学校独自に分析した教材があります。

その教材だけで、他の教材は必要がなくなるので、講座費用以外掛からずに済みます。

他の教材にも目がいかなくなりますので、教材選びなどに迷わなくていいでしょう。

また、通学講座は追加で教材を揃えることはしないので、掛かる費用が明確になっているので安心ですね。

通信講座などの場合、追加オプションなどで費用がかさむことがあるので注意が必要です。

メリット6:講座によっては、カリスマ講師がいる

行政書士の講師には、カリスマ講師なるものがいます。

LECの横溝先生なんか、行政書士の中でも有名な一人です。

受験生の中には、横溝先生に教わるために申し込んだという人がいるぐらいです。

このような、講師から学ぶことで勉強のモチベーションを保ちながら合格まで行けることでしょう。

メリット7:講師が現役の行政書士

通学講座の講師は、現役の行政書士が多いです。私が通っていた講座も、講師の方は埼玉県で開業している現役の行政書士でした。

当時は、行政書士の魅力や合格後から開業までのことなどいろいろ教えてもらいました。

一発合格できなかったので、その講師の先生とは疎遠になってしまいましたが・・・当時、合格したら開業のアドバイスをしてくれるとも言ってくれました。

このように、講師が現役行政書士というのもメリット1つですね。

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通学講座の5つのデメリット

7つのメリットが分かったと思います。それではデメリットもありますので、紹介します。

  1. 費用が高い
  2. 都市部にしかない
  3. 予備校に行く時間と交通費が掛かる
  4. 生講義なので、逃してしまうと後戻りができない
  5. ペースが速い

このように5つのデメリットがあります。

なんといっても、他の講座と比べて講座費用が高いのがデメリットですね。そして、資格学校に通う時間が勉強に充てられないデメリットと通学するための費用が加算でしまうのも問題です。

また、通学講座は比較的大きな都市部にしかないので、受験生の住む地域性の問題が起きてしまうでしょう。

生講義なので、休んでしまうと後戻りができない

基本的に、通学講座は専属講師がいるので、生講義はその一回限りです。

現在では、その講義を逃してしまっても、再度同じ講義を聞きたい場合はweb講義が視聴できるようになっています。

しかし、資格学校によっては、web講義は違った講師が担当している場合もあります。

なので、講義の進め方やテキスト解説のニュアンスが多少変わってくるので聞きにくくなってしまいます。

また、生講義中に居眠りして大事な箇所を逃したりやポイントが理解できなかった場合、後戻りできないデメリットがありますね。

ペースが速い

私は、一か所の通学講座しか受けていないので他の学校に当てはまるか分かりませんが、講義の進むペースが、めちゃくちゃ早いです。

1日で100ページ以上もテキストを進めたりします。

講義で理解できないまま、終わってしまうこともしばしばありました。

これではせっかく講座を受講したにもかかわらず、無駄に終わってしまうこともあるので注意が必要ですね。

まとめ

読んでみていかがだったでしょうか。

通学講座の、最大のデメリットは講座費用が高いことです。

しかし、そのデメリットを補うだけのメリットもありましたね。

講座費用は、行政書士に開業すればすぐに回収できるので安心してください。行政書士の一件の報酬単価は10万円以上になることもあります。

先日、相続手続きを2件同時に受注し、合計報酬額は30万円程度でした。

これだけで、通学講座の費用を超えているのが分かりますよね。

それよりも、講座費用を安く抑えたいと思い合格に何年も掛かってしまうことが問題です。

合格に時間が掛かってしまうとそれだけ稼げた時間を勉強にあてるため、結果的にはマイナスになってしまうのです。

ですので、初期投資と考え通学講座を受講し短期合格を目指すのもいいのではないしょうか。

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行政書士を目指すきっかけは人それぞれだと思います。

それでも行政書士になりたいと目標や夢を持ったなら下記の記事を読んでください。

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