5月23日の試験に向けて、仕事の合間をぬって、FP2級に合格するため、毎日勉強に励んでいます。
まだFP2級に合格していないのですが、久しぶりの資格試験ということもあり気合を入れて頑張っています。
それで勉強していて思ったことがあります…それは行政書士で身に付けた勉強方法が役に立っていると思いました。
というのも、FPで勉強する科目が行政書士の科目と類似しているところも多く、内容はとっつくやすく勉強しやすいと感じました。また、勉強の進め方や取り組み方が行政書士の受験時代に身に付いているせいもあって「どうやって勉強しよう?」と悩むことなく、ドンドン学習を進めていけています。
今現在、この記事を書いているのは4月前半。勉強を開始したのが4月からなので、2ヶ月以内でFPを目指すことになります。
なので。今回2ヶ月でFP2級に合格するための勉強方法を書いてみようと思います。
FP2級の資格勉強がはじめてという人でも合格できるように書いているのでご安心くださいね。
それでは、行ってみましょう~(^^)/
FP2級:詳細な試験情報
いきなり勉強方法を書く前、FP2級の合格率や受験資格、合格基準について書きますね。
なぜなら、FP2級の試験情報が分からないまま勉強している人もいるからです。
何を隠そうこの記事を書いているイシマサも試験情報があまり分かっていません(^-^;
なので、これを機にFP試験の情報を知りたいと思います。
ちなみに、FP2級の試験は年3回の1月、5月、9月にあります。なので、行政書士試験と比べたら回数が多い試験ですね。
FP2級:合格率は?
FP2級の試験は「日本FP協会」と「きんざい」という2か所で開催しています。両者で、合格率・難易度・受験科目が変わってくるみたいですね。
イシマサが申し込んだ先は日本FP協会です。なぜなら、申込時、受験先が2か所あるなど知らなかったから~(^-^;
上記の画像は日本FP協会の直近の合格率です。学科試験と実技試験があり、両方に合格しなければいけません。
見てわかる通り、合格率44%と学科試験のほうが低くなっているのが分かります。
他時期の合格率も確認しましたが、学科のほうが低くなっているので学科が注意ですね。
両方の合格率を足して2割ったら合格率は50~60%です。100人受けたら50人以上は合格できる試験なので、比較的取りやすい資格でしょう。といっても、しっかりと勉強すればという話です。
FP2級:3つの受験資格
それでは、FP2級の受験要件や科目を見ていきましょう。
FP2級に受験しようと思っても、受験要件を満たさなければ受験できないので注意。
「FP2級の受験資格」
- AFP認定研修の受講修了者
- 3級FP技能検定合格者
- FP実務経験2年以上
いずれか上記3つを満たしていなければ受験することができません。イシマサは、行政書士業務でプランニングに関わる相談も受けているので、3の「実務経験2年以上」を満たすことで受験資格が得られました。
次に学習する科目です。FP2級で出題される科目は以下の6科目です
科目 | 学習内容 |
ライフプランニングと資金計画 | 社会保険、年金、住宅ローンなどの知識 |
リスクマネジメント | 生命保険、損害保険、その他保険の仕組みと主な商品などの知識 |
金融資産運用 | 株式、債券などの金融商品など資産運用の知識 |
タックスプランニング | 各税、控除など税金に関する知識 |
不動産 | 不動産取引、活用法など不動産に関する知識 |
相続・事業承継 | 個人の相続対策、会社の事業承継対策など相続に関する知識 |
この6科目を中心に学習していくことになります。
FP2級:合格基準
次に合格基準ですね。
学科試験 | 学科試験 合格基準 | 実技試験 | 実技試験 合格基準 |
60問:120分 各科目10問 4肢択一式 | 60問満点 36問以上 | 資産設計提案業務 40問:60分 | 100点満点 60点以上 |
FP2級の試験は、全体で6割取れば合格できる試験です。
学科試験では、1科目10問出題され、6問以上は取らなければいけないようです。ただし、60問中24問は落としても問題ないと思えば、気持ち的に楽ではないでしょうか。
実技試験は、実技といっても試験員の前でプランニングの実演をするのではなく、事業経営や資産運用、タックス対応などのプランニングのシーンを想定したペーパー試験です。
イシマサが使っている教材を紹介
FP2級を目指すためには、勉強するための教材が必要ですよね。初めて勉強する人はどんな教材を選んでいいのか見当が付かないと思いますのでイシマサが使っている教材を紹介します。
以下で紹介する教材は「合格者」から推奨された物で、ベースとなる教材は2つしかありません。
安定のTACシリーズですね。行政書士試験でもTACの市販教材はおすすめでした。
合格した友人曰く、この2つと直前模試を加えてしっかりと学習すれば普通に受かるから問題ないと言っていました。
ということで、上記3つの市販教材を使って、イシマサは合格するために日々勉強しています。
FP2級:行政書士の勉強方法と変わらない。過去問中心
それではここからはFP2級の勉強方法について解説します。
FP2級は、しっかり勉強していけば比較的に取りやすい資格だと思います。科目ごとに説明するより、資格全般にいえる勉強方法をご紹介します。
ここで紹介する勉強方法は、行政書士に合格した時の勉強方法をベースとしています。
それは、過去問を中心とした勉強方法です。
FP2級を勉強して分かったことですが、行政書士と比べたらレベルが下がる試験と思ったからです。合格率、勉強時間量、知識量どれを取っても行政書士のほうが難易度が高く合格するのに大変です。
ということから、勉強する内容は違えど行政書士に合格した時の勉強方法を取ることが、FP2級にも対応できると思いました。
なので、今回紹介する勉強方法は過去問が中心となります。
テキストを一読
試験日は5/23なので、勉強に費やせる期間は4/1~5/22の約2ヶ月です。そうなると、勝負は4月です。
えっ!5月が勝負でしょ。と思う人もいるでしょう。いえ、4月が勝負です( `ー´)ノ
なぜなら、4月中に全科目を勉強するからです。
イシマサは行政書士の資格は持っていますが、FP自体の勉強をしたことがないので、まず初めに5日間くらいでテキストを一読しました。
テキストを読むコツとして、深く読まずサッと読むことです。全体像を把握することはもちろんどんな内容を勉強するのか掴むように読んでいくといいですね。
過去問を完璧にする
それが終わったら、過去問題集を使って徹底的に問題を解いていくことになります。
テキストの内容が分かってなくても、無限ループのようにひたすら過去問を解いていきます。
目指すべきは、4月に問題集を完ぺきにすることです。完ぺきとは、問題文を読んだら瞬時に答えを出せるくらいまで勉強レベルを上げます。
そうすることで、問題の出題傾向や免疫力、知識力が付いてくるので、そのあとテキストを読むことでグッと理解力も増えるのです。
テキストは辞書代わり
過去問が中心になるので、テキストは辞書代わりにするといいでしょう。
分からない問題は、テキストに戻って理解する。このように、テキストを何度も読むのではなく、その都度、必要なった時にテキストを引くという感じですね。
ただし、過去問がほぼ完ぺきに解けるようになったら、科目ごとにテキストを再度読むといいですよ。最初に読んだ時よりも、読むスピードも理解力も見違えるように早くなっていることに気づくと思います。
市販模試の問題集を徹底的にやりこむ
過去問とテキストがほぼ完ぺきに仕上がったら、本試験を想定して模試試験を徹底的にやりこむのがいいでしょう。
イシマサは、違った市販模試(中古も含)を2~3冊はやろうと思っています。
予想問題を解くことで、試験の時間配分、問題を解く大変さ、解く順番、苦手科目の把握などを体に徹底的に覚えさせるためです。
そうすることで、本番の試験でも落ち着いて解けるようになります。
まとめ
今回は、FP2級の勉強方法について書きました。
これを読んで「行政書士」に合格しているからこの勉強方法ができるんだ!と思わないでくださいね。
行政書士の合格者でも最初から問題が解けるようにはなりません。
何度も何度も繰り返し解いて、完ぺきにしていきます。
さらにテキストも読んで、模試も解いて合格できるように仕上げていきます。
他の資格合格者だろうが、勉強未経験者だろうがスタートは一緒です。合格するために勉強していくのはみんな同じです。試験日までにどれだけ合格に近づけられるかは自分の努力次第です。
なので、勉強をはじめて全然理解できなくても繰り返し勉強していけば、自然と理解し合格にたどり着けるので諦めずに頑張っていきましょうね。
それでは一緒にFP2級合格を目指しましょう。
追記「6月30日に合格」
ご報告です。5月23日に受けたFP2級試験に無事に合格しました。
試験受けた直後は、手応えがなかったので、予備校が発表する即日解答を見る気になれませんでした。ということで試験の結果は合格発表までほったらかしにしておきました。
そうこうしているうちに、合格発表を忘れる始末…7月2日の郵便配達で封筒が届いたことでFPの結果が出たことを思い出しましたのです。
恐る恐る中身を開けてみると、合格証書が入っており、めちゃくちゃ喜びました。
行政書士試験の時も落ちていると思っていたら合格できたので、今回も同じような結果になりました。
ですので、試験の手ごたえがなかったとしても合格している可能性もあるので、諦めないでくださいね(^^)/何より、本気で試験勉強に取り組むことが大切です。
- 人に役立つ仕事がしたい!
- 脱サラして独立開業したい!
- 手に職を付けたい!
- 会社の給料に不安を感じた!
- フリーターから脱却したい!
行政書士を目指すきっかけは人それぞれだと思います。
それでも行政書士になりたいと目標や夢を持ったなら下記の記事を読んでください。
「行政書士を目指し食べていけるまでになった10年間の経験談」をまとめました。
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