これから行政書士に開業しようと思っていれば、実務書籍や行政書士に関する開業書籍を読む人が多いと思います。
実務書は、実務を覚えるために必要になるので必須です。
しかし、行政書士に関する開業書籍が役に立つのかと言われれば『NO』とお答えします。
なぜなら、読んでも信ぴょう性が沸かず、自分の状況と重なる部分が少ないので、利用できる方法がないと感じたからです。
そのような開業書籍を読むより、他業種の成功本を読む方が、よほど有益な情報を手に入れらると思ったくらいです。
今回、開業してから読んだ書籍で、これは『ためになった』という本を厳選して紹介します。
それでは今日も行ってみましょう(^^)/
この記事の学び
- 行政書士開業に必要な本が分かる
- ビジネスに必要な本が分かる
- おススメビジネス書籍が分かる
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管理人
- 専業行政書士(平成28年登録)
- 予備校(通信講座)&独学。4回目受験で合格
- 相続専門として年間相談件数は100件以上
- 保有資格:行政書士、FP2級、日商簿記2級
- 副業ブログで収益(最高6万円/月)
- twitterフォロワー数2万超え
開業してから、この方法が正解という答えはない
いきなりですが、これから開業しようと考えている人へ伝えておきたいことがあります。
開業して、この方法が成功できるという正解はありません。
そもそも、成功をどこに置くかも人それぞれですよね。「年収1億円」も1つの成功です。または行政書士になって「人助けしたい」これも1つの成功です。
私は行政書士を一生の仕事にしたいと思っているので、どこが成功かも分からないくらいです(^-^;
開業したら、一国の主になる。行政書士に関する開業本は必要ない
ただし、そうは言っても、開業したら一国の主になるので、嫌でも仕事を取って完遂しなければ廃業してしまいますよね。
ですので、実務を学ぶのはもちろん、他の「経営」や「メンタル」などについて多くのことも学ばなければいけません。
たとえば、売上が上がらない時の対処方法、他に惑わされないやり抜く強靭な精神力。
マーケティングや何とかの法則など、経営理論的なモノが苦手です…
というのも、頭があまり良くないので…「数字のデータがこうだから、今後こうなっていくだろう」と細かく予測していくのは苦手です。
それでも、この方法を行って成果が出なければ、何がダメだったのかくらいは検討します。そして、修正して新しい方法を試しトライ&エラーを何度も繰り返します。
トライ&エラーを繰り返すにも、中々、成果が出ず落ち込んで手が止まってしまう人も。中には、他の人からダメ出しを食らって迷ってしまう人。
このように、開業後はいろいろな影響があります。それでも、成功できる人は自分の指針をしっかり持って、そのような要因に惑わされず突き進んでいきます。
なので、お勧めするのは、行政書士に関する開業書籍を読むより、行政書士とは関係のない自己啓発本や開業成功本を読んだ方がよっぽどためになると思っています。
行政書士開業後、イシマサが読んだおすすめ書籍10選
それでは、ここからイシマサが読んで、これは「ためになった」という書籍を紹介します。
書籍を以下で挙げておきますね。
- 行政書士法コンメンタール
- 行政書士業務必見:百戦錬磨の実務と理論
- 起業1年目の教科書
- コアラ社長の経営戦略
- 心を整える
- 7つの習慣
- チーズはどこへ消えた
- 思考は現実化する
- 自分に毒を持て
- 金持ち父さん貧乏父さん
行政書士法コンメンタール
行政書士とは、関係ない書籍と言いつつまずはじめに紹介するのが、この「行政書士法コンメンタール」です(^-^;
行政書士試験科目に、行政書士法がありませんよね。毎回、思うのですが、科目に入れるべきだとイシマサはいつも思っています。
そこで、これから行政書士として生きていくのに、行政書士法を読んだことがないのはいただけません。
行政書士法コンメンタールを読んで、行政書士とは何たるかを学ぶのがいいでしょう。
例えば、行政書士の成り立ち、他士業との業務範囲、行政書士の独占業務範囲などなど
これから開業される人は、他士業との業務棲み分けが分からないと思います。イシマサも、開業当初はどこまでが行政書士業務?
他士業の業務を行ってしまい違法になったらどうしようとびくびくしていた時もありました。
ですので、行政書士法コンメンタールを読んで、行政書士法をしっかり学んでおきましょう。
行政書士業務必携:百戦錬磨の実務と理論
行政書士法コンメンタールもこの「行政書士業務必携」も、行政書士業界では定番の書籍です。
このような定番の書籍はしっかり読んでおいた方がいいでしょう。
この行政書士業務必携は、個々の実務について書かれているのではなく、行政書士として仕事行うための業務全体について書かれた内容になっています。
例えば、顧客の対応方法やどの業務でも利用する委任状の使い方などなど
行政書士の業務を進めるにあたって大切なことが書かれています。
面白いと思ったのが、こんなことまで書かれていますよ。
自宅で開業を考えている人もいると思います。イシマサも自宅兼事務所で開業しています。
これから行政書士で開業しようと思って、どうやって進めていけばいいか分からない人は、インターネットで調べるよりも、この書籍を一読してしまうのもいいでしょう。
行政書士業務必携に載っている内容は、開業者が欲しいと思う痒い所に手が届く1冊ですね。
起業1年目の教科書
ここから行政書士とは、関係ない書籍関係です。
まずはじめ「起業1年目の教科書」です。
この書籍は、この記事を書く1年くらい前に読んだ物です。一度、じっくり起業について勉強しようと思い購入した本です。
もっと早く読んでおけばよかった1冊です。
起業1年目で成功させるためには、「こうであるべき」と書かれた基本書です。
例えば、リスクを取らずスタートする。まずは最初一歩を踏み出す。今日一日の仕事に集中する。など
当たり前のことをずらずら書かれます。ただ、この当たり前のことができていないのも事実です。
ウリが無くても、自分の世界観を売るなど、結構面白い内容も書かれており「うんうんそうか」と頭を縦に振りながら読んでしまう1冊です。
コアラ社長の経営戦略
次は「コアラ社長の経営戦略」という本です。
ネーミングがユニークですよね。
地方で活躍されている不動産会社社長の本です。イシマサが住んでいるのは、地方の田舎です。同じように地方で開業するなら一読しておくといいですよ。
広告戦略やIT戦略など部分的な戦略方法について書かれた内容になってます。
看板広告を出すときは、アウトカーブ側に出した方が運転している人は目がいくなど、理論的に書かれているので、なるほどと思う内容が多く書かれています。
心を整える
サッカー日本代表キャプテン、長谷部誠氏が書いた「心を整える」は、一時期ブームになった本ですよね。
イシマサも、小学校から一筋30年以上になるサッカー大好き人間です。
心を整えることって凄い重要です。
仕事でミスをしてしまったとき、生活で問題が起き仕事が手につかないとき。
心がブレブレになることってたくさんありますよね。心が揺れ動いている時は物事がうまく進まないことのほうが多いです。
サッカー寄りに書かれた内容ですが、行政書士の仕事でも通じる部分はたくさんあります。読んでみると、メンタル強化にいい本です。
7つの習慣
7つの習慣は、世界的に有名な書籍です。
これを読んだから成功できるとは言いませんが、人生で一度は読んでおきたい本ですね。
自分自身の行動を正し、生活や言動を「原則」に則したものにできるよう、精神コントロールし続けるために役立ちます。
イシマサも、まだ数回しか読んでいませんが、読むたび生きていくためのヒントが書かれている人生の教科書みたい本です。
自己啓発にも役に立ちますし、精神面を成長させるにも役に立つ1冊です。
チーズはどこへ消えた
次に「チーズはどこへ消えた」です。
本自体は、100ページ以下と薄いので1時間もあれば読めてしまいます。
しかし、行動を起こさせるモチベーションアップにはもってこいの本です。
内容は、2人の人間と2匹のネズミが、チーズを成功に見立てて、無くなったチーズを探しにいくストーリー仕立てになっており非常に読みやすいです。
ただ内容は馬鹿にできませんよ。人間の本質がギューッと詰まった内容になっています。
読んだ自身も「動き出さないとまずい」と思うようになるでしょう。
思考は現実化する
ここから紹介する書籍は、kindleの電子書籍で購入した本です。
Kindle Unlimited(読み放題)で出会った最高の自己啓発本。
\Kindle Unlimitedなら200冊以上が読み放題/
Amazon:kindleこの「思考は現実化する」を読んで、夢は必ず叶うと信じるようになりました。
ただ、夢を描くだけではなく、夢を叶えるために「なにが必要になるのか」明確に書かれます。
たとえば、夢や目標を強くイメージすることや叶えるために実行するための強靭なメンタルが必要なること。
夢が夢物語にならないように、行動を起こさないといけない。そのためには、行動を起こすモチベーションが重要ですよね。
そのモチベーションを維持するのに役立つ1冊です。
自分に毒を持て
現在は、SNSなどが発達し、さまざな情報を受け取れますよね。多くの情報が瞬時に受け取れる便利さ反面、「他人の幸せ投稿を見て落ち込む人」や「情報発信したら誹謗中傷を受けて自殺してしまう人」など使い方を間違ってしまう人も多くいます。
「自分に毒を持て」は『自分は自分、他人は他人』常識人なんてくそっくらいだと言わんばかりに、自分らしく生き抜くために大切なことが書かれた本です。
この本を読んでから、SNSやブログで発信するのことが怖くなくなりました。非難されても気にしない。
面倒な奴は即「ブロック」
行政書士に開業すると、SNS、ホームページ、地元のお客さんなど多くの目が気になったりします。でも、そんなことを気にしていたら、自分らしく生きていけないですよね。
楽しく生きていくために自分を変えてみるのもいいですよ。
金持ち父さん貧乏父さん
最後は「金持ち父さん貧乏父さん」です。
この本は、ブログを始めるきっかけ?にもなった本です。
直接というわけではなく、この本を読んで資産を持とうと思うようになりました。
金持ち父さん貧乏父さんは、不動産投資などに関する話ですが本質は違います。汗水たらして働くことが対価を得ることではなく、賢く資産を増やすために「お金に働いてもらう」という考え方を伝えようとしている本です。
行政書士1本で、生計を立てることも重要です。ですが、行政書士で働けなくなった時のことも考えて、不労収入が得られる資産を構築しておくことはもっと大切だとイシマサは思っています。
それに、行政書士を一生の仕事にしようと思いますが、死ぬまで汗水たらして働きたくありません。
将来的には、行政書士の経営は他に任せ、自分は行政書士から派生したやりたい仕事をやっていきたいとの想いもあります。
ちょっと、話はそれてしまいましたが、金持ち父さん貧乏父さんを読んで資産形成について学ぶのもいいのではないでしょうか。
まとめ:あくまでも参考程度にし、自分に合った書籍を見つけよう
以上、10冊の書籍を紹介しました。
開業当初に読んでほしい本です。
というのも、開業した自分に読んでほしいと思って選んだからです。
最初に読んでいれば、もっと違った行政書士になっていたのでは…タラればの話ですけどね(^-^;
しかし、ここで挙げた書籍を絶対読むべきともいいません。
あくまでも、こんな本を読むと開業後「少しだけ役に立つ」と参考程度に考えてもらえれば嬉しいです。
ただし、行政書士に開業したら、実務に関する書籍以外の本を多く読むことになると思います。
なぜなら、行政書士で成功したいと思うからです。
どうすれば、どうやれば、いろいろなことに悩むと思います。そんなときに助けてくるのが、上記で挙げたような書籍が解決方法の1つになり得るからです。
なので、ご自身でたくさんの書籍を読んで「これだ」という本を見つけてくださいね。そして、おすすめの本を見つけたら、ぜひイシマサにも教えてください。
今回は、これで以上です。
- 人に役立つ仕事がしたい!
- 脱サラして独立開業したい!
- 手に職を付けたい!
- 会社の給料に不安を感じた!
- フリーターから脱却したい!
行政書士を目指すきっかけは人それぞれだと思います。
それでも行政書士になりたいと目標や夢を持ったなら下記の記事を読んでください。
「行政書士を目指し食べていけるまでになった10年間の経験談」をまとめました。
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