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行政書士の支部会:研修と交流会に参加した時の模様を紹介。参加のメリットとは?

先日、茨城県行政書士会の県西支部会に参加しました。

これから開業される人は、行政書士になった後どんな集まりがあってどんなことをするのだろうか。

など、気になっている人も多いはずです。

結論から言ってしまうと、各都道府県の行政書士会によって活動(集まり)内容はだいぶ違いがあるみたいですね。

積極的に活動している行政書士会もあれば、消極的な会もある。

それであっても、これから開業する人からすれば、行政書士内部のことが知りたいと思いますよね

私は、開業前から行政書士のことが知りたかったので、知人を通して先輩先生に聞きにいったことがあります。

なので、今回、イシマサが集まる会の1つ。支部会に参加した時の内容をブログにしました。

これから開業を考えている人は、参考にしてくださいね。

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行政書士になると各都道府県の行政書士会に所属する

行政書士になると、事務所地を登録する各都道府県の行政書士会に所属しなければいけません。

その行政書士会とは、実務研修会の実地や会員の指導や連絡など行政書士広報の発行などを通じて行政書士の品位保持や業務の改善進歩に関する事業を積極的に行っているところです。

良くない話ですが、行政書士がお客さんに迷惑をかけた場合、そのお客さんが行政書士会に、直接クレームが来ることも多いみたいです。クレーム対応した行政書士会は、その行政書士へ指導を行っているみたいですね。

茨城県行政書士会は5つの支部からなる

そんな行政書士会ですが、どの行政書士会でも地域ごとに分かれ支部会を作っているのです。

そして、行政書士はその支部に属することになります。

例えば、茨城県行政書士会なら、「水戸支部」「県南支部」「県西支部」「県北支部」「鹿行支部」の5つに分かれています。

イシマサは、茨城県常総市で開業しているので、茨城県行政書士会の県西支部に属しています。

その支部ごとに、独自の研修会や広報誌、無料相談会などの活動をしています。

例えば、開業時、事務所のチェックのため先輩行政書士の訪問があることを聞いたことがある人も多いでしょう。

この事務所訪問も、管轄する支部から派遣されてきます。※茨城県の場合

行政書士になると、行政書士会の集まりはほとんどありません。あるとすれば、研修会などの場合が多いでしょう。

逆に、支部会は定期的に研修会や交流会を開催しているところが多いようです。

支部会に参加しない人も多い

そんな支部会ですが、参加しない同業者も多いのが現状です。

とくにイシマサが所属している県西支部は、毎回同じ先生の参加が目立ちます。

開業当初はどんなモノなのだろうと、物珍しさと先輩先生へのあいさつも兼ねて参加する人も多いのですが…年数を重ねていくと、おっくうになって参加をしない人が多いですね。

実際、私も支部会場に行くまで片道1時間以上も掛けていくので、おっくうだなと思ってしまうこともしばしばあります。

中には、一回も参加したことがない隠れ行政書士もいたりします。

支部会に参加するメリットを紹介

そんな参加する人が少なくなる支部会ですが、しっかりと参加するメリットもあるんですよ。

以下で紹介しますね。

メリット1:同業者の仲間ができる

1つ目のメリットは、同業者の仲間ができるところですね。

何年も続けている先輩先生から行政書士になって日が浅い先生に出会えます。

先輩先生なら、長年培った行政書士のイロハが学べます。また、開業して日の浅い先生なら、開業当初、自身も苦労したことが分かっています。そのようになってほしくないと、新人のあなたに的確なアドバイスしてくれたりします。

実際、イシマサも未経験の業務が来た時に、5年上の先輩先生にアドバイスを貰って完了させたことがあります。

県の行政書士会が、行っている研修会でも同業者と繋がれることも可能です。しかし、県全土から先生が来るので連絡が取りにくいという問題があります。

支部会では近隣に事務所を構えている先生と出会えるので、仕事の相談もしやすいですし、似たような業務を行っていることが多いので、的確なアドバイスを頂けたりするメリットがあります。

メリット2:実務関係の最新情報が手に入る

もう一方は、実務関係が学べるところです。

前項で挙げた同業者と繋がることで実務を学ぶことも可能です。しかし、実務の基礎知識や行政書士に関する最新情報は、同業者個人同士の繋がりで得るのは難しい場合があります。

例えば、近年の民法や建設業法の改正などによる実務など

なぜなら、知り合った先生が、必ずしもその分野の業務を行っているとは限らないからです。経験したことがない知識について、最新情報を手に入れるのはどの先生であっても難しいものがあります。

ですが、支部会の参加者には、知らない業務を経験している先生もいたりします。

そのような経験した先生が教壇に立ち、研修会で自己の経験を元に率先して教えてくれるのです。

このように、自分が知らない業務を経験している先生もたくさんいるので、行くだけで実務を学ぶことが可能です。

直近の支部会に参加した感想

先日、1年ぶりの支部会に参加してきました。

支部会参加をさぼっていたわけじゃありませんよ…コロナ禍もあり久しぶりの開催だったのです。

それでも、3ヶ月に1回開催されるかなので、忙しい時やおっくうだと思ったときは、参加していません。ですが、できるだけ参加するようにしています。

今回、開催場所は、こんなところでした。

出典元:ダイヤモンドホール玉戸

外観などの写真は撮り忘れたので、画像は借り物です(^-^;結婚式もできるおしゃれなところで行っているんですよ。

うちの支部会は「研修会・交流会」の2部構成が多いですね。前半が実務研修などをして、後半は同業者同士で食事しながら交流するスタイルになっています。

時間としては、13:20~14:40「研修会」15:00~16:00「交流会」の約3時間半くらいですね。

今回の実務研修会は、近年の「民法改正(債権法)」についてでした。この時は、およそ30人程度の先生が参加していたと思います。教壇に立った先生は、隣市で開業しているベテラン先生が講師でしたね。

契約書作成時のポイントなど体験談を元に話してくれて勉強になりました。

その後、結婚式も開催できるということもあり、場所は移動せずその場で交流会がスタートしました。

研修会より大事なのがこの交流会です。

1人で仕事をしている先生も多いせいか。この時ばかりに、業務や事務所で起きたことなど、いろいろな意見を交換しあっているのを目にします。

また、日ごろ話す機会がない先輩先生のアドバイスを頂けるので、有意義な情報を聞けたりしますよ。

何よりも、他先生のパワーを貰えることも、支部会に参加するメリットだと思っています。

1人で業務をこなしていると、不安になったり悩んだりして嫌になることも多くあります。しかし、私より年上の先輩先生を見ると自分も「頑張ろう」と力を貰えますね。

交流会に参加した時、私より早く開業した先生の話ですが、遺産分割協議書を作成して司法書士に相続登記を頼んだら「相続人が足りませんよ」って指摘を食らったという失敗談を聞かされました。

本来、相続人を見逃すとかあってはならないことです。しかし、先輩先生でもミスをしたことに、ホッとした自分もいたのも事実です。

ミスを恐れて一歩踏み出せないことって多くあるので、それが業務に関わることならなおさらです。

このような生の体験を聞くことで、ミスを恐れずに立ち向かおうと思えるようになるのです。そして、行政書士としてたくさんの経験をして一人前になるために頑張ろうと思うようになります。

まとめ

以上で、イシマサが支部会に参加したときの模様です。

これから行政書士になろうと思っている人は、参考になりましたか。

開業前は、たくさんの不安があると思いますが、このような支部会もあるので「行政書士に必要な知識」を学ぶところはたくさんあります。だから、そこまで心配しないで大丈夫です。

基本的に、先輩先生方は、新人行政書士に優しいですよ。

たぶん、同じような思いをもって開業した人が多くいるからだと思います。イシマサも、そのような悩みの相談をされたら、助けたいと思いますしね。

なので、このブログを読んで相談したいと思ったら遠慮なく問い合わせページから相談してくださいね。

対応できる範囲で相談に乗ります。

今日もありがとうございました。

それでは、またお会いしましょう~

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行政書士を目指すきっかけは人それぞれだと思います。

それでも行政書士になりたいと目標や夢を持ったなら下記の記事を読んでください。

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