これから開業しようと考えている人は、準備する物を調べていると思います。
最低でも仕事ができる自宅の一室とパソコンがあれば、すぐにでも行政書士に登録し仕事ができると謳っているサイトも見かけますよね。
しかし、実際にそれだけでは仕事をすることはできないでしょう。
例えば、パソコンで作った申請書どうするのでしょうか。電子申請ならまだしも、相続手続きの遺産分割協議書など、作った書類は印刷しなければいけません。
個人情報が詰まった書類をコンビニなんかでコピーしていたら、いつか大惨事にもなり兼ねませんよね。
会社に置いてある立派なコピー機までとはいかなくても、家電量販店で買えるプリンターぐらいは買っておきたいものです。
ですので、今回はパソコンなどの大物道具も含め、開業時に揃えておきたい細かい道具類まで必要な物を紹介します。
本記事の学び
- 開業に必要な道具類が分かる
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相続専門行政書士のいしが今まで経験してきた知識をありったけ詰め込みました!!
これ1つで相続手続きが安心して進められる!ぜひ手に取ってください。
管理人
- 専業行政書士(平成28年登録)
- 予備校(通信講座)&独学。4回目受験で合格
- 相続専門として年間相談件数は100件以上
- 保有資格:行政書士、FP2級、日商簿記2級
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必須な大物道具類の紹介
まずはパソコンですね。行政書士の仕事道具といっても過言でありません。
私は、デスクトップ型パソコンを利用しています。ですが、仕事で使うパソコンはデスクトップ型でもノート型のどちらを選んでもいいでしょう。
次は、デスクと椅子ですね。以下で紹介しているデスクなどは実際の作業で使っている物です。
うちの事務所は狭いので空間を上手に利用するためL型のデスクにしました。
イスは、一度社長イスを購入して失敗しているので、手ごろな価格のイスをAmazonで購入しました。
ただ、めっちゃ!座りやすいのでコスパ最強のイスです(^^)/
以下で、椅子のレビューも書いているので参考にしてください。
パソコンなど大物道具ではなく、細かな道具類を紹介
ここで紹介する物は、本当にありきたりな道具類です。
会社に勤めたことがある人なら絶対に使ったことがある物ばかりだからです。
例えば、ホッチキスとか・・・こんな物、自宅にあるけどと思うかもしれません。
しかし、いざ開業を考えると、前項で挙げた事務デスクやパソコンなど大物に目がいってしまい当たり前の道具を忘れてしまうことがあります。
それでは、印刷ができない…朱肉がない…など慌ててしまい、安心して仕事を進められません。
なので、これから紹介する道具を揃えれば、仕事を受注したあとも慌てず進めることが可能になるでしょう。
行政書士になったらペン類は必須
ボールペンなどのペン類は必須です。
相談カードの記入や遺産分割協議書の署名などでお客さんにペンで書いてもらう場面が多いです。また、手引書や実務書に線を引くための蛍光ペンもあると便利ですね。
イシマサがおすすめするボールペンの記事も載せておくので参考にしてください。
マッキーペンもあるといいです。
それは、お客さんや役所に書類を送るため封筒やレターパックに宛名を書くからですね。
封筒は、A4の三つ折りサイズとA4サイズが入る2種類があれば問題ありません。用紙が薄すぎて中が透けてしまうのは避けるようにしましょう。
名刺&名刺入れ
次に名刺と名刺入れの紹介です。
ビジネスを広めるためには、名刺は必需品ですよね。少しで目立つように写真を入れて作っています。
お客さんの前でスマート出せるように名刺入れも必要ですよね。
スタンプ式のゴム印など印鑑を準備しよう
ゴム印や印鑑の道具類を紹介します。
スタンプ式のゴム印は必ず用意しておきましょう。
開業すると、事務所名などの情報を書くことがたくさんあります。
例えば、レターパックの差出人欄や委任状の委任者欄などですね。
「〒351-6587茨城県○○市○○町1564-3○○○○行政書士事務所 05-3687-1564」
どうでしょうか。開業すると上記のような情報を書かなければいけないのです。
多い時では、数十回書く時もあるぐらいです。手が腱鞘炎になってしまいますよね(-_-;)
手間と労力を減らすため、ゴム印があると非常に便利です。
認印も作っておくといいですよ。
公正証書遺言の証人になるときに使用します。また、ご自身の申請書関係でも使用するときがあります。
そんなに使う場面が多くないのですが、急に必要になっても慌てないために前もって用意しておくことをお勧めします。
お客様から押印をもらうことが多いです。さらにご自身でも押印することもたくさんあります。
ですので、朱肉関係も準備しておきましょう。朱肉は、事務所用と携帯用の2種類必要です。
携帯用は、3つぐらい持っているといいですよ。
なぜなら、相続手続きなどで一気に使うときがあるからです。
相続人が数名いて遺産分割協議書を人数分作成したら、全員で押印することになります。
そしたら、相続人のみんなで押印合戦が始まってしまうでしょう( ^^)
なので、印鑑マットも1枚ではなく、数枚準備しておいた方がいいですね。
ホッチキスなど誰もが知っている事務用10個の道具類を揃える
ここでは、クリップや穴あけパンチなど会社勤めしたことがある人なら一度は使ったことがある道具類の紹介です。
まずは、どこでも売っているクリップボードです。
お客様に記入してもらう書類「例えば相談者カードなど」があるときに、必要になります。
ホッチキスも、書類をまとめる際に必要になるので、忘れずに揃えておきましょう。
ホッチキス針は、大量に買いです。
開業すると多くの書類を扱うことになります。それに比例して、ホッチキスの使用頻度も増えますので、針は常備しておいて損はありません。
ホッチキスに使用頻度は高いですが、針を外すことも多いのが行政書士です。新人の頃は、まとまっている書類関係をバラバラにしていいものか悩みます。
というのも、お客さんから提供された過去の申請書関係など、是が非でもコピーして保管しておきたいですよね。
そんな時に役に立つが、針をきれい外すリムーバーがあると便利です。私は、いまでも必要だと思う資料はリムーバーを使ってバンバン針を外しています。
申請書や添付書類などに穴をあけるため穴あけパンチも必要です。
穴をあけたら、つづるひもも必要ですよね。なので、両方準備しておきましょう。
次に電卓です。
スマホがあるからいいやと思ってはいけません。
電卓の使用頻度も高いですよ。
案外、行政書士になると数字を見る機会が多いです。決算書の数字や簡単な相続税の計算また、口頭で伝える見積額の計算などで電卓を使用します。
なので、電卓は事務所用と携帯用で持っているといいでしょう
クリアファイルも必要ですね。
書類を入れるのはもちろん郵送するときに書類がぐちゃぐちゃにしないため、またはお客さんへ渡す時に使います。
なのでクリアファイルも消耗と考え、大量に購入しておいてもいいでしょう。
書類つながりで、書類をまとめるクリップ関係も必要ですね。
書類を重ねて厚身が出る場合は、ダブルクリップがおすすめです。少量の書類をまとめるなら、定番のゼムクリップで十分です。
プリンターは、図面もコピーできるA3サイズ対応の物を選ぶ
冒頭でも話しましたが、絶対にコンビニエンスの印刷機を利用しようとしないでくださいね。
出先で急きょ利用するなら分かりますが、コンビニエンスを支流にしてはいけません。
行政書士が預かっている書類や作成した書類は、お客様の大切な情報が詰まった物ばかりです。それを忘れてしまったりしたら、情報漏えいで処罰だってあり得ますよ。
処罰されなかったとしても、信用問題に発展しかねません。そうならないためにも、プリンターは購入するべきです。
また、プリンターはA3サイズが印刷できるタイプの物を選びましょう。
設計士さんからいただく図面や遺産分割協議書をA3サイズで印刷するときがあるからです。
インクは、リサイクルカートリッジのJit(ジット)がおすすめです。正規品のインクカートリッジは、品質がいいのですが、その分値段も高いのがネックです。
ですの、少しでも安いリサイクルカートリッジにしましょう。
シュレッダーも準備しましょう。
開業当初は、手動でシュレッダーするタイプの物を買ったのですが、これは失敗でした。
大量の書類を処分するとなると、結構疲れますし、時間も掛かってしまいます。棒を回している時のバランスも悪いので、中身をぶちまけた経験もありました。
そこで、電動式のシュレッダーに買い替えたら、そんな悩みもすぐに吹っ飛びました。
こんなことなら、1000円を惜しまず最初から電動シュレッダーにするべきだったと思いましたね。
なので、シュレッダーを購入するときは、多少のお金が掛かったとしても電動式にしましょう。
まとめ
以上で、開業時に買い揃えておいた方がいい道具を紹介しました。
開業となると、パソコンやデスク、固定電話など大物の道具に目がいってしまうことが多いですよね。
しかし、今回紹介した細かな道具類を揃えておくことも開業するために必要です。
このような道具をしっかり揃えておくことで、仕事をスムーズに完了することができるからです。
紹介した道具類は使用している物ばかりです。これらを準備しておき難なく仕事を進められるようにしましょうね。
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行政書士を目指すきっかけは人それぞれだと思います。
それでも行政書士になりたいと目標や夢を持ったなら下記の記事を読んでください。
「行政書士を目指し食べていけるまでになった10年間の経験談」をまとめました。
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