行政書士はやりがいのある仕事です。いきなり、こんなことを言われても納得できませんよね。
しかし、この記事にたどり着いたということは行政書士の資格に興味があり取得を考えているのではないでしょうか?
行政書士の仕事は非常に幅広いです。なぜなら、行政書士が作成できる書類は1,000種類以上とも言われ、多種多様な分野の業務が行えるからです。
例えば、建設業関係や国際業務関係や相続業務などなど。
絶対と言い切れませんが、もし現在の仕事に満足できていなければ、行政書士になることで満足できるかも知れませんよ。
今回、行政書士がやりがいのある職業だということを伝えたいので記事にしました。
この記事を読んで行政書士という職業に興味を持ってもらえたら嬉しいです。
それでは今回もいってみましょう~(^^♪
この記事の学び
- 行政書士を目指すきっかけになる
- 行政書士のやりがいが分かる
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行政書士になって実際に体験した6つのやりがいを紹介
それではさっそく行政書士のやりがいを紹介します。
以下の6つは、私が行政書士になり実際に体験し感じたものです
- 1つの業務を突き詰められる面白さ
- 自分にあったスタイルの仕事ができる
- 仕事を完了させる面白さ
- 人の役に立てたときの快感
- 好きなことにチャレンジできる
- 収入を増やせたとき
それでは、1つずつ説明します。
やりがい1:1つの業務を突き詰められる
まず1つ目は「1つの業務を突き詰められる」ことです。
1つの業務を追求することは、その道のプロフェッショナルになれることです。
プロフェッショナルとは「その道で生計を立てている人」「ある分野の専門知識、技術を有していること」「その道を第三者が認めてくれていること」などの良い意味で広まっています。
私もプロフェッショナルの仕事にあこがれを持っている1人なのです。
行政書士の仕事も、1つの分野を極めるためには専門的知識と深い経験が必要になってきます。
もし、プロフェッショナルになることで〇〇〇専門となれば価値があります。
例えば、「相続なら〇〇〇行政書士さんに頼めば、大丈夫」となれば、口コミも広がり成功できる可能性も増えるからです。
このように1つの分野を追求できるのもやりがいの1つです。
やりがい2:自分にあったスタイルの仕事ができる
次のやりがいは「自分にあったスタイルで仕事ができる」ことです。
仕事をしているとお酒の席に呼ばれることがあります。その中でお客さんと交流を深めてお仕事に繋がる可能もあります。
しかし、私は、お酒が苦手なのでお酒の席には極力出席しません(笑)
ですので、仕事の受注はもっぱらチラシ巻き営業とインターネットを使った営業です。
このように、不得意だと思う方法を取る必要もなく、自分に合った方法で仕事を受注するのも可能です。
また、サラリーマンのように毎日決まった時間に起きて、タイムカードを切って朝礼がという時間で動く概念もありません。
このように、自分に合ったスタイルで仕事ができるというのも行政書士のやりがいになりますね。
これを聞いて、なんだ、行政書士になると仕事も簡単に取れて、好きなときに起きて…好きなように仕事を進めて良い生活できるのか。と思うのは大きな勘違いなので気をつけてくださいね。行政書士という仕事は、そんなに甘くありません。
やりがい3:仕事を完了させる面白さ
3つ目のやりがいは「仕事を完了させる面白さ」です。
行政書士の仕事は毎回同じではありません。
それは同じ業務分野であっても、注文してくれるお客さんによって違ってくるからですね。また、相談内容によって仕事の難易度も変わってきます。
例えば、相続人が3人と相続人が10人以上の相続手続きでは、戸籍を読み取る量や収集作業だって違ってきます。それに、相続人たちが各地方に点在していれば、さらに難易度だって上がってきますよね。
しかし、難易度も高い仕事を完了することができたときの達成感はもの凄くあります。
その達成感を味わいたくて、さらに難易度の高い仕事を完了させたいと思うのもやりがいになりますね。
やりがい4:人の役に立てたとき
4つ目は、「人の役に立てたとき」です。
行政書士を目指したいと思っている人の中には、人の役に立ちたいと考えている方もいるのではないでしょうか。
行政書士は、基本的に人の役に立てる仕事です。
基本的に相談に来られるお客さんは、何らかしらの悩みを持っているから相談に来るはずです。
建設業許可の取り方が分からない。相続の進め方が分からない。遺言書の書き方が分からない。など
その悩みを解決することは、感謝され人の役に立つことになりますよね。
人の役に立つような仕事に就きたいと思うなら行政書士は最適です。
やりがい5:好きなことにチャレンジできる
5つ目は、「好きなことにチャレンジできる」ことです。
行政書士は、開業型の資格になります。
開業するのもチャレンジすることですよね。また、未知の業務に飛び込むのもチャレンジすることです。
行政書士は、常にチャレンジすることばかりです。そして、チャレンジすることはより良い人生をおくる上で必要な活力になります。
つまり、チャレンジできることはやりがいの1つになります。
やりがい6:努力次第で収入を増やせる
最後のやりがいは「努力次第で収入を増やせる」ことです。
開業し多くの仕事をこなすことで収入も増えます。また、行政書士の仕事は高額な報酬もあるのです。
業務に使う道具は、紙とインクだけという事が多くほとんど経費が掛からずほぼ報酬に変わるからです。
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このように、高額な報酬と自分の努力次第で収入を増やせるやりがいがあります。
行政書士の独占業務は?1000種類以上の書類作成
以上で、行政書士のやりがいを紹介しました。上記で挙げた6つはあくまでも私の経験から得たものです。
ですので、他の先生はもっと違ったものがあるかもしれませんね。
それでは、ここから少しだけ行政書士の業務についてお話します。
行政書士含め士業は、書類作成が主体の業務です。士業ごとに独占業務というのがあり、指定されている業務を独り占めできるようになっています。
※士業とは、弁護士や税理士のような、お尻に『士』が付く専門家をいいます。
例えば、司法書士は登記申請業務が独占業務になっています。資格を取ってしまえば、無資格者はもちろん他の士業の専門家も登記に関する業務(土地家屋調査士は除く)はできません。これが独占業務です。
もちろん、行政書士にも独占業務はあります。許認可申請に関する業務、かつ権利義務、事実を証明する書類などの作成になります。
例えば、建設業の許可申請などが許認可申請業務になりますし、権利義務の事実証明の書類作成なら遺産分割協議書などがあります。
上記の例えの業務は一部でしかありません。
行政書士が作成できる書類は1000種類以上とも言われています。作成できる書類が1000種類あるということは、業務量も同じぐらいあるということですね。
なぜ行政書士が作成できる書類がこんなに多いのかと言いますと、下記の図を見ていただければ分かります。
大きなの円が士業が行える業務だとします。円の中でさらに色の分かれた部分が各士業の独占業務になります。そして、行政書が行える業務は緑の部分になります。
えっ!?って思ったのではないでしょうか。
そう行政書士の独占業務というのは、他の士業の独占業務を抜いたすべての業務が行政書士の独占業務です。
だから、行政書士の作成できる業務は1000種類以上と言われている由縁なのです。
大きく分けて行政書士の業務は3グループに分かれる
行政書士が作成できる書類は1000種類以上と言いましたが、同じ数だけの業務があるのかと言われたらそうではありません。
大きく分けて、3つのグループに分けられます。
- 役所関係に提出する許認可申請業務
- 権利義務、事実を証明する書類作成などの私文書業務
- コンサルティング業務などその他業務
この3つの中に、1000種類の書類作成があります。
役所関係に提出する許認可申請業務
今も昔も、行政書士のメイン業務がこれです。
職業名の中に行政という文字があるので、役所に提出する書類を作成するのが主になります。
行政書士に頼むかは別として…身近なもので婚姻届もその1つです。さすがに婚姻届を頼まれたことはありませんね(笑)
権利義務、事実を証明する書類作成などの私文書業務
次に私人また私人関係同士の権利義務などの書類作成(私文書)をするグループです。
会社の定款作成や個人間の契約書、または相続関係・遺言書作成などが挙げられます。ここも、かなりの種類の書類作成ができるグループです。
例えば、会社関係に付随するもので、先ほどの定款、議事録、始末書、取引に関する契約書など多くの書類作成があります。
コンサルティング業務などのその他業務関係
ここは上記以外の業務です。最近、行政書士の業務分野が拡大し比較的新しい分野です。
成年後見業務、ADR業務(裁判外紛争解決)、コンサルティング業務などが挙げられます。まだまだ、新しい分野ということもあり、この業務をメインで行っている専門家も多くありません。
今後、書類作成業務は書類作成ソフトなどの普及により減少傾向が予想されます。行政書士として専門知識を生かしたコンサルティング業務ができる行政書士が生き残れる専門家となりそうですね。
行政書士なら自分がやりたい業務が見つけやすい
ここまで読んで『行政書士の業務もそんなに多くないじゃん』って思ったならば大間違いですよ。
逆に多すぎてしまい、何の業務をメインで選んでいいか迷ってしまうぐらいです。グループ分けされているだけで、そのグループ中でさらに細かく業務が分かれているからです。
例えば、許認可申請のグループなら以下のように分けられます。
- 建設業関係
- 運輸業関係
- 産廃業関係
- 国際業関係
- 農地業関係
- 不動産業関係
など多くの業務があり、その業務内で専門に特化した行政書士がいます。
業務の種類によって勉強する内容が180度違います。
建設業関係なら、建設業を経営しているお客様に向けた知識が必要です。また国際業関係なら、他国の外国人に向けた知識となるでしょう。
しかし、このように種類がさまざまですので、自分に合った業務が見つけやすくもなります。
ちなみに私は相続業務をメインに行っています。
なぜなら、初めての業務が遺言書作成サポートだったということもあるからです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
6つのやりがいを聞いて行政書士の魅力は伝わりましたか。
行政書士は、本当にやりがいがあり面白い仕事です。時には、未知の業務や難しい業務にぶつかってしまい悩むこともあります。
しかし、そのような経験を積むことで、真の専門家としてプロフェッショナルになれるでしょう。
いま、この記事を読んでいるということは今の仕事に満足できいないかもしれません。そのような悩みをもっているなら行政書士が解決してくれる糸口になるかもしれませんね。
そのぐらい行政書士は魅力的な職業です。
そんな行政書士に少しでも興味を持ってもらえたら私は嬉しいです。
今回は、これ以上になります。
- 人に役立つ仕事がしたい!
- 脱サラして独立開業したい!
- 手に職を付けたい!
- 会社の給料に不安を感じた!
- フリーターから脱却したい!
行政書士を目指すきっかけは人それぞれだと思います。
それでも行政書士になりたいと目標や夢を持ったなら下記の記事を読んでください。
「行政書士を目指し食べていけるまでになった10年間の経験談」をまとめました。
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