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開業!現役行政書士の15の失敗談を知って成功しよう!

合格者は、行政書士試験に何年も掛かった人もいるでしょう。そんな難関資格に合格したのだから、行政書士で開業したいですよね。

そして、開業したからには成功したいと思っているはずです。

しかし、何も考えず開業してしまうと思わぬ失敗を招くことになります。

例えば、無計画に開業し、高額なセミナーに参加してしまったなどはよくある話です。

1つ間違ってしまうと開業すぐ廃業もあり得るのです。

そうならない為に私の体験と同業者から聞いた「行政書士の失敗談」を15にまとめました。

これを読んで失敗しない開業を目指しましょう。

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管理人

イシマサ@Isimasa_blog
  • 専業行政書士(平成28年登録)
  • 予備校(通信講座)&独学。4回目受験で合格
  • 相続専門として年間相談件数は100件以上
  • 保有資格:行政書士、FP2級、日商簿記2級
  • 副業ブログで収益(最高6万円/月)
  • twitterフォロワー数2万超え

行政書士:開業時、3つの失敗談

まず初めに開業時の失敗談についてです。

開業時に失敗する人はたくさんいます。

多くの人は開業が初めてであり、右も左も分からない状態でのスタートが多いからです。

私も開業当初、何をしたらいいか分からず失敗しました。

開業は人生で何回も訪れるものではありません、開業時の失敗談を読んで失敗しないようにしましょう。

それでは、開業時の失敗談を3つ紹介します。

失敗談1:法令関係の営業マンに乗せられて、分厚い実務書を買ってしまった

まず「分厚い実務書」を買ってしまう新人行政書士が沢山います。

開業すると、こんな分厚い実務書を売り歩く営業マンが確実に来ます。

「多くの先生が愛用していますよ」「実務で失敗したくなければ活用できる実務書を購入しましょう」など、ここぞとばかりに言葉巧みに営業してきます。

このような実務書は、高額な上、法改正があるごとに加筆し費用ばかり掛かってしまいます。また、開業当初は何の仕事が来るのか分かりませんので、何の実務書を使うかも分かりません。

しかし、何も知らない新人さんは買ってしまい永遠に棚の中という人も多いです。なので、必要がないと思ったら購入は避けましょう。

失敗談2:失業保険を貰い忘れた。仕事を受注してから開業すればよかった 

次の失敗談は 「失業保険の貰い忘れ」になります。

行政書士で開業される人は、元サラリーマンの人が多いです。サラリーマンの場合雇用保険を払っているはずです。失業した場合、再就職するまで失業保険料が貰えます。

しかし、開業届出を出してしまうと、失業保険料が貰えなくなってしまうので注意しましょう。

実際に私も貰い忘れた1人です。開業してもすぐに仕事が入ってくることはまずあり得ません。

なので、仕事が来てから開業届出を出しても遅くないので、失業保険を貰ってから開業しましょう。

失敗談3:事務所オフィスに大きなお金を掛けてしまった

最後は、開業時の「事務所などのオフィス類に大きなお金をかけて失敗」する人が多いです。

都会の一部などを除いて、賃貸事務所にする必要ありません。開業時に事務所を借りて、3か月後には自宅に戻った先生を何人もいるぐらいです。

なぜなら、ビジネスの鉄則は「スモールビジネスからビックビジネス」に繋げていくことです。

最初は、必要最低限の支出に抑えて、軌道に乗り始めてから賃貸事務所などにお金をかけるようにするべきです。

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行政書士:開業後、経理関係の3つの失敗談

日々の経理作業や確定申告で失敗する人もいます。

この経理作業が非常に面倒であり知識を持っていない行政書士が多いです。

税理士に頼むこともできますが、潤沢な資金が無い人は自分で帳簿付けなど、日々の経理作業をしなければなりません。

行政書士の先生には、同業者へ会計作業を頼んでいる人もいるぐらいです。

そんな経理関係の失敗談を3つ紹介します。

失敗談4:経理知識を持たずに開業したら、確定申告に困ってしまった

まず1つ目は、先程も言った「経理知識を持たずに開業」される人の失敗談です。

そのような人は、売上管理や経費管理ができずに確定申告時に困ってしまうのです。

私も開業1年目は同じ経験をしました。開業翌年の確定申告時期になって慌てて帳簿を作成しました。

しかし、知識もなかったので丸2日も掛かってしまいその間仕事できなかった経験があります。

なので、開業後でもいいので、経理の勉強をし日々の経理作業しておくべきです。

失敗談5:キャッシュバックに釣られて会計王にしたら使いこなせなかった

開業翌年の確定申告時期に慌てて帳簿を作成したとお伝えしました。

その時に、「会計王という会計ソフト」を購入し帳簿を作成した時の失敗談です。

当時、弥生会計というソフトと迷っていたのですが、2万円キャッシュバックに釣られて会計王を購入したのですが、説明書は分厚すぎ非常に使いにくいソフトでした。

結果的に開業4年たった今でも使いこなせないでいます。

なので、諦めて今季からクラウド会計ソフトに変更し経理作業を簡略化しています。

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失敗談6:売上無かったので確定申告せず、納税証明書が取れず融資が受けられなかった

3つ目は「開業1年目に売上なかったので確定申告をしなかった」失敗談です。

これは、先輩先生から聞いた話です。その先生は開業が10月ということもあり、開業年の売上が無かったので確定申告をしなかったそうです。

しかし、翌年銀行融資を受けようと申し込んところ納税証明書などの証明できる物が無く融資を受けられなかったと言っていました。

融資だけでなく、事務所の賃貸などにも証明書類が必要になるので注意が必要ですね。

行政書士:セミナー関係の2つの失敗談

次はセミナーによる失敗談です。

行政書士になるといろいろなセミナーに参加する機会が増えるでしょう。

例えば、「集客セミナー」や「実務セミナー」や「勉強会」などです。

しかし、このセミナ―などによる集まりで失敗する人がいます。

よくある失敗談と実際に合った失敗談を2つ紹介します。

失敗談7:同業者のひよこ食いにあってしまった

1つ目は「同業者のひよこ食い」です。

聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。ひよこ食いとは、一部の行政書士が新人先生へ高額な商品を契約(売る)させる行為です。

例えば、集客方法や実務方法などのコンサルと称し、高額な金額で契約を持ち掛けられます。信じ込んだ新人先生は良かれと思い契約してしまうことがあります。

実際には、講師となる先生はキャリアもない人が多く、コンサルを受けても成果が出ないことが多いです。

なので、新人先生のひよこ食いには十分に注意が必要です。

失敗談8:実務研修セミナーで同業者に騙され廃業してしまった

2つ目は「同業者に騙されて廃業に追い込まれてしまった先生」の失敗談です。

これは、同期の先生に起きた実際の話です。

登録前に都内の実務研修セミナーに参加し親睦会で、ある同業者から共同経営を持ちかけられたのです。

その同業者と同期の先生は地元が一緒ということもあり、共同経営を承諾したのです。

その後、同期の先生の事務所が「事務所名に違反している」と行政書士会から指摘が入ってしまったのです。その名前は共同経営の同業者から推薦された事務所名だったのです。

しかし、事務所名は、簡単には変更できず、その問題が長期化し同期の先生は精神的に病んでしまい行政書士登録後3か月で廃業しました。

このようなケースは稀だと思いますが、実際にあった体験談です。

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行政書士:オーソドックスな7つの失敗談

次は、行政書士なれば誰にでも起きる失敗談です。

これから伝える失敗談は、行政書士として必要な能力でもあります。

この能力を身に付けることができれば、成功できる確率も上がるのではないでしょうか。

それでは、失敗談を7つ紹介します。

失敗談9:行政書士としてプロフェッショナル(実務者)の心構えできていない 

1つ目は、行政書士として「プロフェッショナルの心構え」ができていない先生がいます。

行政書士の仕事は役所に聞けば教えてもらえるから簡単だ!とネットで書かれているのを、目にする人も多いのではないでしょうか。

真に受けて開業すると、痛い目に合いますよ。

建設業許可を受注した先生が「許可が取れます」と安易にお客さんに言ってしまったのですが、結果的に不許可になりその先生は顔が青ざめていたことがありました。

その先生は、行政書士の仕事を甘く見ていたのかもしれませんね。1つ間違えばお客さんから損害賠償も請求されることもあり得ます。

そうならない為にも、実務者としての心構えをもって開業するべきです。

失敗談10:行政書士は経営者としての心構えできていない 

2つ目は、「経営者としての心構え」ができていない先生も沢山います。

よくありがちなケースで、開業したら「お金なんか関係なく人の役に立ち」と思って開業する人がいます。

志はすごい立派なのですが、高い確率で開業を失敗するでしょう。

行政書士で開業したら経営者の1人です。売上を上げてないと食べていけませんし事務所経営もできません。

私も開業当初お客さんから報酬を頂くことに戸惑いがあり経営が苦しかったです。

しかし、満額報酬を頂くようになってから経営ができるようになりました。

なので、まずは売上をしっかり上げることに注視しそこから人の役に立てるようにしましょう。

失敗談11:お客さんを捕まえるマーケティング知識ができていない

3つ目はお客さんを捕まえる「マーケティング知識」ができていない先生がいます。

経営を安定させるため、マーケティング知識は必須です。にもかかわらず、知識がないまま開業される先生がほとんどです。

かく言う私もその1人です。

事務所経営を安定させたければ、集客する知識は必要不可欠になります。ただし、マーケティングの勉強と実務の勉強は同時に行うのはすごく大変な作業です。

なので、これから開業される人は、マーケティングの勉強をしておいた方がいいでしょう。

失敗談12:仕事のフットワーク(行動)が遅そい   

4つ目は、「仕事のフットワークが遅い」先生がいます。

仕事のフットワークが遅いと顧客の信頼が無くなる可能性があります。

私の失敗談ですが、相続の案件を受注しお客さんから進捗状況のご連絡があった時に仕事のフットワークが遅いと気づかされました。

普通なら、私から進捗状況を連絡するのが当たり前ですしこのままではいつか信頼が無くなると危機感を持ちました。

それからは、こまめにお客さんにご連絡をするようにしています。

失敗談13:学んだ知識を行動に移せない

5つ目は「学んだことを行動に移せない」先生が多いです。

開業すると、先輩先生から経営や実務のアドバイスを頂くことがあります。また、セミナーで多くの知識を得ることだってあります。

しかし、得た知識を行動に移さなければ、何の意味もありません。

経営者として、行動できない人は致命傷です。私の知り合いでも頭でっかちな先生もいます。そんな人に限って薄っぺらい言葉ばかり並べて大した売上も上げていません。

本当に成功している先生は、学ぶ姿勢もすごいですが、学んだ知識をすぐ行動に移します。

失敗談14:お客さんやお役所とのコミュニケーション能力不足

6つ目は「コミュニケーション能力不足」です。

行政書士はコミュニケーション能力が非常に重要です。

なぜなら、お客さん対応でもお役所の対応でも、必ず話し合いがあります。

ただのおしゃべり上手ではダメです。お客さんの核心を聞きだしたり、職員を味方につける会話ができることが重要なのです。

私の失敗談です。職員に手続きの相談に行ったのですが、私の伝えたいことが相手に伝わらず何度も出向いてしまい、職員の大切な時間を費やしてしまったことがあります。

コミュニケーション能力問題は、新人先生が悩むことの1つだと思います。

しかし、すぐにコミュニケーション能力を身に付けるのは難しいです。多くの業務をこなし対人と接し経験を積む以外ありませんので、焦らなくても問題ありません。

失敗談15:コンプライアンス違反【他士業の生業犯す】

最後の7つ目は、「コンプライアンス違反」をしてしまう行政書士が多いです。

行政書士は他の士業と業務が交わる部分も多いので、違法手続きをする人が後を絶ちません。

例えば、よくあるケースで司法書士の独占業務の登記手続きを行政書士が行ってしまなどがあります。

はっきり言ってしまうと、申請手続きをしている専門家なら登記手続きも簡単にできてしまうのです。

しかし、お客さんのためと思い、登記代をケチったことで一生棒に振ってしまう場合もあります。

なので、絶対にコンプライアンス違反には注意しましょう。

行政書士:15の失敗談を読んで成功へ繋げる

ここまで読んでいただきありがとうございます。15の失敗談はいかがだったでしょうか。

本当にあるのかな?と思った人もいると思います。

しかし、本当にあった出来事です。私が開業してから今まで体験したことや同業者から聞いた話をまとめた物です。

行政書士で成功するためには、多くの失敗を経験することです。

しかし、1つの失敗で廃業になってしまうこともあるのです。

難関資格に合格し希望に満ちて開業を目指している人も多いですよね。なのに、廃業という最悪の結末を迎えたいと思う人はいないはずです。

そうならない為にも、15の失敗談を読んで失敗しない行政書士を目指しましょう。

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行政書士を目指すきっかけは人それぞれだと思います。

それでも行政書士になりたいと目標や夢を持ったなら下記の記事を読んでください。

「行政書士を目指し食べていけるまでになった10年間の経験談」をまとめました。

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