- 開業するとき、事務所はどういった物がいいのか。
- 自宅の一室を事務所も大丈夫なのか
- 事務所は借りるべきか
行政書士事務所を開業するときこんな悩みがある人もいるのではないでしょうか。
私も同じような悩みを持っていました。
現在は、自宅の1室を事務所として開業していますよ。
行政書士登録時に自宅兼事務所としての利用は問題ないことが分かったと思います。
今回はこの事務所について私の体験談を踏まえつつズラズラ書いていきますね。これら開業される人は参考にしていただければ幸いです
この記事の学び
- 行政書士登録時の事務所についてが分かる
【PR】
- これから開業する新人先生…
- 相続手続きをメイン業務したい先生…
- 相続手続きが分からない先生…
このような先生に向けて相続実務マニュアルを作りました。
相続専門行政書士のいしが今まで経験してきた知識をありったけ詰め込みました!!
これ1つで相続手続きが安心して進められる!ぜひ手に取ってください。
管理人
- 専業行政書士(平成28年登録)
- 予備校(通信講座)&独学。4回目受験で合格
- 相続専門として年間相談件数は100件以上
- 保有資格:行政書士、FP2級、日商簿記2級
- 副業ブログで収益(最高6万円/月)
- twitterフォロワー数2万超え
では、今日も行政書士の実態を把握しちゃいましょーーー(⋈◍>◡<◍)。✧♡
登録する時、事務所は必須になる!
行政書士登録する時は、事務所は必須になります。
これは、行政書士の会則、規則で規定されているからです。
事務所の設置にあたって
例えば、
- 事務所名称に「行政書士」を明示する
- 秘密保持ができるよう明確に区分を設ける
- 防火及び消火設備の確保を努める
など、事務所を設けるための基準が定められています。
事務所に必要な設備は?
さらに
- 事務所の設備として
- 事務用机・イス
- 書類保管庫(鍵付き)
- 金庫
- 電話(携帯OK)
- コピー機
- パソコン
- 来客用の机・イス
- 図書棚
茨城県の行政書士会では上記のような物を揃えろ!と言っています。
これらは他県の行政書士会でも多少差異はあっても似たような物だと思います。
開業される地域の行政書士会に一度確認してみることをお勧めします。
行政書士事務所の設置に関することはここまでにして、次項から事務所の形態についてお伝えします。
開業時、自宅兼事務所もあり
開業時、自宅兼事務所にするか、賃貸オフィスにするか迷う人もいるでしょう。
依頼の見込みがあるなら賃貸でもいいかも知れません。しかし、私は、まず自宅兼事務所で開業するのをお勧めします。
なぜなら行政書士運営を継続することが目的なので、出ていく出費は限りなく抑えたいからです。
事業は小さく始めて徐々に大きくしていくのがビジネスの鉄則ですよね!
なので、見栄えにこだわらず自宅の1室を事務所にできるならどんどん利用していきましょう。
自宅兼事務所のメリットデメリット
では、自宅兼事務所のメリットデメリットをお伝えします
自宅兼事務所のメリット
- 家賃が掛からない
- いつでも仕事ができる
- 時間を有効活用できる
- セキュリティー対策しやすい
自宅兼事務所の最大のメリットはやっぱり時間を有効活用ができるところですね。
面倒な通勤時間もありませんしね。仕事が終わればすぐプライベートな時間が確保できるのが魅力です。
自宅兼事務所のデメリット
- お客様を呼びづらい
- 信用度・信頼性が低くく見られる
- プライベートとのメリハリがない
自宅兼事務所の最大のデメリットは、お客様を呼びづらいことです。中に急に来訪する方もいますので…事務所がプライベート感満載になっているだけ恥ずかしくなりますね(^-^;
賃貸オフィスを考える時は
自宅兼事務所についてお話したので賃貸オフィスについて話します。
賃貸オフィスを考えるときは
仕事が一人で回せなくなるくらい量が増えたとき!
かなと思っています。
補助者や事務員を雇う時に、自宅の1室に迎え入れるのはちょっと気が引けますよね。
綺麗な賃貸オフィスで仕事がしたいなど見栄えの開業は避けたほうがいいかなと…www
賃貸オフィスのメリットデメリット
次に賃貸オフィスのメリットとデメリットをお伝えします。ただし、私自身まだ賃貸オフィスを借りたことがなくイメージで書かせていただきますのでご了承ください。
賃貸オフィスのメリット
- プライベートと明確に区別ができる
- 信用度・信頼性が高い
- 来訪者を呼びやすい
- 従業員を雇いやすい
賃貸オフィスをすることで、業務の幅を一気に広げられる可能性があると思っています。というのも従業員を増やすことで増えた時間を事業拡大に全集中できるようになるからです。
ただし、安定した売上の見込みがあればの話ですけどね。
賃貸オフィスのデメリット
- 賃料などの固定コストが掛かる
- セキュリティー対策などの設備投資が掛かる
- 通勤時間が掛かる
賃貸オフィスの最大のデメリットは、コストが掛かることです。
先ほどの安定した売上の話ですね。
賃料、セキュリティー対策などのコストを賄えるほどの売上がなければジリ貧になるだけなので注意です。
実際に登録時から賃貸オフィスで開業された同業者もいます。うまくいっている人もいれば、賃料がきつくなって自宅兼事務所に変更した人もいます。
どちらが正解かは分かりませんが、自分にあった事務所形態を開業されることをお勧めします。
まとめ
まとめますと
行政書士登録時、事務所を設置することは必須です。
設置基準や設備は、行政書士会の会則や規則などで定められていましたね。
ですので、開業地域の行政書士会で確認してみてください。
自宅兼事務所か賃貸オフィスのどっちがお勧めかといいますと、どちらもメリットデメリットがあるので正解はありません。
私ならまず自宅兼事務所からスタートするのがいいとお伝えしました。
ビジネスは、スモールスタート!
行政書士も事業の1つなので、小さく始めて徐々に大きくしていくことが大切です。
これが事務所運営を失敗させないコツですね。
なので、行政書士登録を考えたらまずは自宅兼事務所で開業することを検討してみるといいでしょう。
今回は以上です。
また次回お会いしましょーーー(^.^)/~~~
- 人に役立つ仕事がしたい!
- 脱サラして独立開業したい!
- 手に職を付けたい!
- 会社の給料に不安を感じた!
- フリーターから脱却したい!
行政書士を目指すきっかけは人それぞれだと思います。
それでも行政書士になりたいと目標や夢を持ったなら下記の記事を読んでください。
「行政書士を目指し食べていけるまでになった10年間の経験談」をまとめました。
⇩⇩